ヨガニードラとは、スワミ・サッティヤナンダ師により伝えられる寝転んだシャヴァーサナの姿勢で行なう、ガイドされた瞑想法です。休息の姿勢でインストラクションを聞きながら、身体の各部位に意識を向けていきます。
『ヨガニードラ』をそのまま訳すと『眠りのヨガ』となります。眠りという名前がついていますが、本当に眠るわけではなく、仰向けになり、身体の隅々までリラックスして瞑想状態へ入っていくのがヨガニードラの特徴です。
目覚めと睡眠の間に訪れる、まどろむような心地よい状態に意識を保ち、身体の各部分をゆるめていきましょう。呼吸の流れを繊細に感じ、イメージングや相反するエネルギーを統合する練習などを行ないます。ヨガニードラは慢性的な緊張をゆるめ、少しの時間で深い安らぎをもたらすことから、情報過多な現代社会を生きる私達にとって意義のあるツールであり、自分の内側の世界に愛をむける慈しみのプラクティスでもあります。
ヨガニードラの効果
ヨガニードラを定期的に練習することで、以下のような効果が期待できます。
* 寝つきが良くなる
* 短時間でストレスが解消される
* 疲れが取れやすくなる
* 身体の不調が和らぐ
* 自然治癒力が高まる
* 忙しい時でも心を穏やかに保てるようになる
* 内側からパワーがみなぎる